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「アンサンブルの家｣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

一般的に、建物は敷地の形状と同型のものになりがちです。
例えば、細長い敷地には、それに合わせた細長い建物が建ちます。
しかし、今回の敷地は十分に広い事から、南北の長手方向と垂直になる東西方向に建物を配置する事ができました。
こうする事で、東や西でなく、最も環境の良い南向きに家を構える事ができます。
この南側には庭を配置する事で、やわらかな光や風を建物内に取り込むことができ、逆に北側は、道路（外部)からの侵入を防ぎ、防犯
上有利にすることができました。

上記のような理由も踏まえて、外観は「白い箱が、調和(ensemble)を取りつつ積み重なる」イメージをコンセプトにし、窓を極力抑え
て、シャープな雰囲気としました。
しかし内部は、外からはイメージできないくらい、燦々と太陽の光が降り注ぎ、豊かな住環境を実現できるプランとなっています。
シャープなイメージの建物の中で、暖かな暮らしが家族で楽しめる家であって欲しいと思います。

　

－準備中－ 　(竣工の一年後に、お客様から頂く予定としています。）

所在地 和歌山県和歌山市 構造 木造　2階建て 延床面積 120.77㎡ 主要用途 個人住宅